最近スチームパンクファッションが注目を集めています。先日05月08日には『The New York Times』でスチームパンクファッションの特集記事がアップされ、快哉を叫びました。来た来たー! 実は私もここ半年、このようなレトロファッションで毎日を過ごしているのです。今回はファッションについて書いてみます。

海外のスチームパンカーファッション

海外のスチームパンカーは100年前のクラシカルなファッションを好んで着ています。と言ってもほとんどの服は「19世紀の布で作られたアンティーク」ではありません。100年前の人と現代人とは体格も違いますし古い布は強度がありません。要するに昔風のデザインを取りいれて現代の素材で作られた服ってこと(※でも私は大正時代の着物を着たりしますので、ホンモノのアンティークを着ている人もいるかも)。ロングドレス、コルセット、ベスト、ブーツ、ゴーグルなどノスタルジックなコスチュームです。(写真は『The New York Times』から
じわじわ来ているスチームパンクの波

そういった服は現在の流行からは逆行しているので、普通のお店ではなかなか入手できません。みなさん自分で手作りしたり、既製服を改造したり、アクセサリーで工夫したりして楽しんでいるようです。EtsyやEbayでもスチームパンク関連のものがたくさん出品されていますね。コスプレとしてイベントで着るということもありますが、普段からこの格好という方もたくさんいらっしゃいますよ。
半年間レトロファッションで暮らす

私も半年前から、毎日レトロファッションで暮らしています。午前中はクラシックデザインのメイド服で家事をして、午後はパニエで膨らませたロングスカートかパンツ。普段は家の中で仕事をしていますが、出張や珍スポット旅行にも写真の真ん中の服装ででかけてますし、パーティーなど盛装・正装をする必要がある時は着物を着ています。
あまり服持ってません

……とこう書くと「普段着の他にもたくさんのレトロ服を持っているのだろう」と思われるかもしれませんが、実は洋服は写真の3種類しか持ってません。春夏服で言うと、パンツ1、スカート1、トップス(ブラウス・カットソー)5、メイド服2、エプロン3、ベスト1、ドレス2。あとは寝間着と喪服と着物。以上。靴も洋装は革靴、ブーツ、ハイヒール、スニーカーの4足だけ。
とくに不自由なし

つまりレトロファッション以外の服は持っていないと言っても過言ではありません。洋服に使うお金を別のことに使いたいので。たぶんこの数字は、私と同年代の女子、いや男子と比べても異常に少ないのではないかと。でもたったこれだけの服でも、ここ半年私生活でも仕事でも何の不自由もありませんでした。
午前中はメイド服で家事

メイド服について。私は朝7時から午後1時までの6時間はメイド服で家事をしています。3年前、フリルいっぱいのメイド服にあこがれ、自分でメイド服を作ったりなんぞしていたんですが、念願叶って今年からリアルに働くメイドになれたのであります。
コスプレだけのなんちゃってメイドはいやだったので、料理、掃除、洗濯、アイロンがけ、お菓子作り、洋裁、ベビーシッター、ガーデニング、家計管理、総務……本物の雑役メイド(Maid of Allworks)や家政婦(Housekeeper)ができることは全て完璧にできるように修行をつんでまいりました。今では全てパーフェクトにこなせると自負しております。
でも掃除だけは苦労しています。今年の1月に新居に引っ越したんですが、家が特殊な構造をしている上に御主人様と私しか住んでおらず、1日2箇所ずつとしても地下室から庭まで家中を私1人で掃除するのに2週間はかかるのです。
家事にはシンプルなメイド服が一番

長時間の掃除はかなりの重労働で精神的にも疲労度大。でもメイド服に着替えると闘志が湧いてくるんですよ。制服の力は偉大。今でもフリルとレースいっぱいの秋葉原系メイド服も好きなんですが、実際家事をしてみると、床にはいつくばってふき掃除などしますし、シンプルなメイド服の方が良いと思いました。
市販のメイド服を改造

私が着ているのは市販のメイド服を改造したもの。さっと着脱できるようにボタンをスナップ式に変えたり、カフスを取り外せるようにしたり。エプロンも脱ぎ着が楽なように紐を縫いつけて、鍵束を下げるためのループもつけました。一日おきに別のメイド服を着て週末に洗ってます。ポリエステルなので洗濯機でザブザブ洗えるし、お手頃な値段だから汚れても全然平気。
カチューシャよりリボン

メイドさんにつきもののカチューシャですが、これは実際働いてみると非常に邪魔。下向くとすぐ落っこちるし、ピンで固定するのも面倒。かと言ってメイドキャップは大げさだし……。調べてみるとカチューシャはあまりヴィクトリアンスタイルではないようで、後期には白のリボンを髪につけることが流行ったそうです。そこでレースとコットンでリボンを手作りし、両側にUピンをとめたものをつけています。髪をゴム縛った部分に差し込むだけなので楽。動き回っても落ちません。
まあ現代日本人が着ている時点で完全なヴィクトリアンメイドではないのですが、その辺は厳密にせず、現代日本のテイストが入ってても良いのかなと思います。働きやすければOK。
とりあえず一年間続けてみます

そんなわけで、午前中はメイドとして、午後からは館の女主人として仕事をしたり珍スポット旅行に行ったり、スチームパンクグッズを作ったりしています。この1年間はこんな生活とファッションを続けていく予定。
まごうことなき変人ですが、2年前、私は人に笑われようと今後の人生は自分が楽しいと思うことだけをして生きようと誓ったのです。御主人様はニコニコしてますし、近所の小学生を「あそこん家、頭のおかしいババアが住んでんだぜ」とビビらせる老女になるのが夢なので、ノープロブレムなのです。はい。【麻理】







































昔のカフェの女給さんみたいで、なかなか粋な
感じがしております。
麻理さんなら、きっと似合うのでは?(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=T_tYJdbZjwI&feature=related
こんな少しミステリアスな雰囲気の家事も素敵だと
思います。(笑)
くーっ! スバラシイ! 実によく分かっていらっしゃる。和服+割烹着は最強ですね。YouTubeもお気に入りに入れましたー☆
実は当初このスタイルでやろうと思ったのですが、どうしても朝の着替えに時間がかかり断念してしまったのです。でも時間のあるときには女給さんファッションに挑戦したいです。
郵便屋さんや宅配のお兄さんにはお手伝いさんだと思われています。勧誘の電話などがあっても「私は女中なので分かりません」と断れるので便利ですよ。
ありがとうございます。でも実際のところ単なる変人ではないかと……。